u393のサガン鳥栖な毎日

サガン鳥栖サポーター。サガン鳥栖、Jリーグ、サッカー。色んなことぼちぼちと綴ります。

湘南戦プレビュー

初めに12日も補強の情報は無しでした...

本日、午後7時よりアウェイで湘南ベルマーレ戦が行われる。1stステージでは0-1で敗戦してるだけに今回は勝利したいところだが、J2の頃から湘南ホームでの対戦は相性が悪い。神戸戦から中3日&2試合連続アウェイということで体力的にも厳しい闘いが予想される。

サガン鳥栖は1stステージ後半から結果・内容ともにいい流れだが、その中で唯一やりたいことが一切できなかった試合がある。それはアルビレックス新潟である。今回の湘南とシステムも戦術も異なるチームだが、ベースとしている走力の部分では新潟、湘南ともにJ1でも高い数値を示しており、苦戦が予想される。何故このようなことを予想したかというと、サガン鳥栖は今季からフィッカデンティが監督になり豊田の攻撃力を前面に押し出しボールをシンプルに放り込むサッカーではなく、自陣からパスでチャンスをうかがうポゼッションに重きを置いたサッカーにシフトした。主にポゼッションサッカーは細かくパスを繋ぎゴールへ向かう為一人一人のボールを扱う基本技術がしっかりしているイメージがあり、Jリーグで言えばサンフレッチェ広島がその代表格だろう。広島は主に3-6-1又は3-5-2のシステムで最終ラインから細かくパスを繋ぎゴールを目指し1つの攻撃に関わる人数も多い。また、前線から相手のプレッシャーを受けても中盤の枚数が多い上に足元の技術も高く、相手のプレッシャーがうまく機能しない場面が多い。ここでサガン鳥栖のポゼッションの話に戻るが、サガン鳥栖は昨年まで攻撃は実にシンプルで手数をかけないショートカウンター等が多く、パス回しは得意なほうではない。つまり、走力で圧倒し前線からプレッシャーをかけてくるチーム相手には最終ラインを含め中盤でプレッシャーをかけられると上手く繋ぐことができない場合が多い。その結果、攻め急いでしまいリズムが作れなかったり、パスミスでカウンターを受ける可能性もある。この苦手部分をフィッカデンティがどのように改善し湘南の戦術を攻略できるかが、この大事な一戦のポイントだろう。

湘南も2ndステージは悪くないスタートを切れた分、ここで流れを止めたくはないはず。鳥栖は鬼門の平塚での試合だが好調の鎌田を軸に攻撃でより多く見せ場を作りたい。アウェイで勝ち点1も悪くないが、これからの闘いを楽にするためにも残留争いのライバルからはキッチリ勝ち点3を勝ち取りたい。