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u393のサガン鳥栖な毎日

サガン鳥栖サポーター。サガン鳥栖、Jリーグ、サッカー。色んなことぼちぼちと綴ります。

サガン鳥栖のエース

これまでサガン鳥栖には様々なストライカーが君臨していた。自分の中で一番印象に残っているのは新居辰則。決して体格に恵まれてはいなかったが一瞬のスピード、シュートセンス、アクロバティックなプレーは多くのサポーターの記憶に刻まれているだろう。自分は新居がいたからサガン鳥栖を、サッカーを好きになって今もサガン鳥栖をこうやって応援し続けている。新居以外にも鈴木、藤田、ハーフナー、そして豊田という点取り屋が常にチームにいて、チームの結果が良くなくてもストライカーの存在はサポーターとして素直に誇らしかった。

今、サガン鳥栖のエースは10人中10人が豊田陽平と答えるだろう。2012年から4年連続でJ1 シーズン15点以上を記録し、この記録はキングカズと並び最多記録である。今シーズンの記録も誰もが期待しているはず。また、J2時代も含めればサガン鳥栖での通算得点数は110を超え、今後サガン鳥栖でこの記録が抜かれることは十数年はないだろう。サガン鳥栖での活躍が認められ、日本代表にも選出された。しかし、評価は低く定着とはいかずブラジルW杯メンバーからも直前で落選し、自分の事のように悔しがったサポーターも多いだろう。そんな豊田には当然、毎年のようにJ1強豪クラブや国外クラブからオファーが届き続けた。だが、今シーズンも豊田はサガン鳥栖でプレーしている。今年6月にも豊田にはポーランドの有力クラブからオファーが届いていたという。チームの状況も順位も良いとはいえない。ただ、豊田は日本代表に選出されてから他国の選手と対戦する機会が増え、海外でプレーをしてみたいと強く思うようになり、今の31歳という年齢を考えれば今シーズンの活躍次第だが今後海外からこのようなオファーが届く可能性は低いと思われる。様々な気持ちが錯綜する中で豊田は海外移籍を封印しサガン鳥栖でのプレーを決断した。生え抜きでもないのにサガン鳥栖にここまでのこだわりをみせ、愛してくれた選手は多くない。豊田が移籍してきたときはクラブハウスもプレハブ小屋のようなものでホームゲームの観客数も多くはない。プロサッカー選手として恵まれた環境ではなかったわけで、その中で得点を重ね、今でもJ1で屈指のフォワードとして活躍している豊田はサポーターも愛してやまない選手だ。サガン鳥栖は地方の小さなサッカーチームで、豊田のようにチームを愛してくれる選手を大切にしていきたい。豊田は契約更新時に「すべては鳥栖のために」と語ってくれた。サポーターも「すべては鳥栖のために」その気持ちを忘れないでタイトルを目指し、そのためにはエース豊田の存在は必要不可欠だ。