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u393のサガン鳥栖な毎日

サガン鳥栖サポーター。サガン鳥栖、Jリーグ、サッカー。色んなことぼちぼちと綴ります。

名古屋戦 戦評

7月17日にベストアメニティスタジアム名古屋グランパスとの試合が行われた。結果は0-0のスコアレスドロー。今回の試合は都合により試合を見ることができませんでしたので試合結果のニュースやデータを元に書きたいと思います。

まずはメンバー。サガン鳥栖は前節と変わらずトップの位置に早坂が入るシステム。名古屋は前節の鹿島戦で新加入の扇原が負傷。そこには磯村が入り、出場停止明けのイ・スンヒとコンビを組む。また中盤の左サイドには小屋松ではなく永井が入った。それ以外は前節と変更はなし。名古屋はメンバー表を見てもわかるように完全にサイド攻撃のチームである。最前線には長身のシモビッチが構え、中盤にはスピードに長けた永井と古林、最終ラインには正確なクロスや攻撃参加が売りの安田、矢野。つまり、サイドでどちらが主導権を握れるかが試合を大きく左右するポイントになる。試合を見ていない為、細かい部分までは分からないがシュート数は11:3、コーナーキック数は6:3とどちらもサガン鳥栖が圧倒していることがわかる。直接フリーキック数もサガン鳥栖のほうが多いことから名古屋はほとんどチャンスを作ることはできなかったはず。だが、0-0のスコア。サガン鳥栖も得点できていない。フィッカデンティの考えだと攻撃はあくまでも個人の精度であったり、時の運もあり、点が取れなくても90分間の試合としての評価を大事にする。つまり、負けてしまってもすぐに戦術やメンバーの変更はせずに継続する。継続した結果が今の安定した試合運びに繋がってきているとは思うが、これからもう1ステップ上の試合ができるようになるには決めきる力も必要になる。今回は相手キーパーの好守もあったようだが前節の湘南戦を見ても試合序盤から鎌田には決定的なチャンスがあった。だが、決めきることはできなかった。結果は2-0での勝利ではあるが、1stステージで攻め続けている時間帯に決めきることができず、終了間際に失点し敗戦という試合も多くあり、試合の流れを考えて厚みのある攻撃ができるように攻撃の完成度も高めていければ2ndステージの上位進出も見えてくる。ただ、チームとしては2ndステージがスタートして4試合負けなし、守備だけで言えば2試合連続の完封と、粘り強い試合ができるようになってのは良いこと。最近の試合を見ていると11人中どの選手もいい働きをしていてフィッカデンティのサッカーがいかに個人ではなく組織で試合をしているかがわかる。その中でも特に良い働きをしていると感じるのは中盤の左サイドでプレーする福田晃斗。1stステージの中盤までそこのポジションはチェソングンが入っていたが、カップ戦を含め徐々に頭角を現し今で試合の中でなくてはならない存在くらいまで成長した。特に前節の湘南戦での動きは秀逸で攻守に渡り、走り続けた。現在のシステムでは右サイドのミヌ、アンカーのヨシキとともに最も体力が必要なポジションであり、連戦にもかかわらず、あそこまで出足が早くプレーできていたのは選手として一皮剥けた瞬間にも感じた。こうやって新たな戦力をチーム内での競争で見つけ、チーム全体の底上げに繋げてほしい。

チームの戦力という面で昨日、MF楠神順平ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCに完全移籍することが発表された。これでシーズン途中での移籍は7人目となった。今シーズン、セレッソ大阪からサガン鳥栖に加入しリーグ戦1試合、カップ戦3試合に出場。定位置の確保には至らなかったが、サガン鳥栖にはいない個人で状況を打開できるタイプの選手でドリブルはJリーグでも屈指だった。そのプレースタイルから期待しているサポーターも多かっただけに移籍は残念だが、前回豊田の記事でも書いたように海外への挑戦は何回でもできるわけではないし、タイミングを逃せば非常に難しくなる。現在28歳でプロとしては大事な時期、このタイミングでのチャレンジを心から応援したいし、楠神の能力ならオーストラリアでも十分プレーできると思う。海外にいっても楠神の活躍には期待したい。