u393のサガン鳥栖な毎日

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リオ五輪 スウェーデン戦

本日、日本時間7時からリオ五輪サッカー日本代表、第3戦目スウェーデン戦が行われた。グループステージ突破に望みを残し迎えた試合、ナイジェリアvsコロンビアの試合の結果次第ということもあるが日本としては勝利して他会場の結果を待つことが大事だった。終わってみれば結果は1-0で日本の勝利、やるべきことはできた試合だったが、ナイジェリアvsコロンビアの試合が2-0でコロンビアの勝利となり、日本のリオ五輪は今日で幕を閉じた。今日の試合を振り返ると、メンバーは前の試合から3人の変更があった。左サイドバック藤春の位置に亀川、ボランチ井手口の位置に大島、右サイドハーフ矢島の位置に南野が入った。大島、南野は1・2戦目で多くの出場時間を得ていたが、亀川は2戦目に後半途中から出場したが右サイドバックでの出場だった。オーバーエイジの藤春を外すという選択はとても悩んだと思うが、亀川の位置は好守で安定していた印象があり、この起用は効いたと思う。スウェーデンは4-4-2もしくは4-2-3-1のようなシステムで日本とシステム同士をぶつけてもミスマッチは起きにくく、日本の軸であるサイドで相手を上回ることができれば必然的に試合の主導権は握れると感じた。フィジカルで勝るスウェーデンがサイドからシンプルな攻撃をされると日本としても押し込まれる展開になる可能性があったが、どちらかというと足元で細かく繋ぎ、サイドよりも中央からの攻めが多かった。そこに対して、遠藤と塩谷・植田の両センターバックがしっかりと対応し相手にペースを握らせなかった。対して、日本はサイド攻撃で多くのチャンスを演出した。後半はスウェーデンもサイド攻撃に対して警戒をしてきたところに大島や途中出場の矢島、鈴木が中央からも相手に脅威を与え続けた。そこで後半、ペナルティエリア左から大島がグラウンダーのクロスを入れ、矢島が中で合わせた。これが決勝点となり勝利した。90分間を通して試合の主導権を握れていたし、スコア以上の完勝といえるだろう。リオ五輪は3試合で終了した。良い部分も悪い部分も見えたオリンピックだったが、ここで見えた課題は日本サッカー全体として活かしていかなければならない。