u393のサガン鳥栖な毎日

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サンフレッチェ広島戦 プレビュー

明日、午後7時からベストアメニティスタジアムサガン鳥栖vsサンフレッチェ広島の試合が行われる。サガン鳥栖は前節、浦和レッズとの直接対決に敗れ、順位は6位まで落ちた。ただ、首位の川崎フロンターレとの勝ち点差は4。残り6試合ということを考えるとまだまだ可能性はあり、その可能性を持続させるためにも今節の広島戦はなんとしてでも勝利したい。サンフレッチェ広島は前節、ホームで大宮に敗れ、順位は8位。首位との勝ち点差は8と優勝は厳しい状況となっている。1stステージでの戦いは0-3と広島の完勝。鳥栖は同じシステムの浦和にも敗戦し良いイメージはあまりないが自信を持って広島に挑みたい。鳥栖は前節敗戦はしたがメンバー変更の必要はあまりないと感じゴールキーパーに林、最終ラインは右から藤田、ミンヒョク、谷口、吉田、中盤はアンカーにヨシキ、右にミヌ、左に福田、トップ下に鎌田、前線は豊田とカビルを予想する。守備に変更点はなくても攻撃に関しては変更の可能性もある。浦和戦は途中出場の早坂、富山で流れが変わり、スタメンでの起用も考えられる。個人的な意見ではあるが浦和戦での鎌田の動きは全く見せ場がなかった。だからこそ、広島戦では攻撃の中心で相手に怖さを見せてほしい。一方、サンフレッチェ広島ゴールキーパーに林、最終ラインは右から塩谷、千葉、水本、中盤は青山と丸谷のボランチ、右ワイドにミキッチ、左ワイドに柏、2シャドーは茶島と柴崎、最前線はウタカ。シーズン途中に浅野が海外へ移籍しチームとしては痛いが控えには佐藤寿人森崎浩司がおり、タレントは揃っている印象。鳥栖としては3-6-1のシステムを敷いているチームとの戦いが続く。浦和とはサッカーのやり方は違うが、違う分、広島のストロングポイントをよく頭に入れて試合に入らないと今節も相手のペースで時間が流れていくだろう。ただ、基本的に大切なことは浦和戦での判断のミスなど同じことを繰り返してしまうことは避けたい。アバウトに言うと浦和戦で一番サガン鳥栖がいつもと違った点はルーズボールやセカンドボールを自分たちのボールにできる回数が圧倒的に少なかった。その原因とも言えるのはマイボールを簡単に前に蹴ってしまったり、奪ってから繋げる場面が少なかったこと。鳥栖としては広島とシステムでのミスマッチが起こり、浦和戦同様にボールを持たれる、また取りどころを絞りにくく、守備で体力を使う時間帯が増えることが考えられる。そこで奪ってからの攻守の切り替えを早くして、より縦に速く3バックのサイドのスペースを上手く使う攻撃に持っていきたい。どうしても広島のワイドのミキッチや柏が高い位置を取るため、藤田と吉田はなかなか高い位置を取れないと思うが浦和戦でも両サイドバックが前線に顔を出した時の攻撃は可能性を感じる場面も多く、今節も福田とミヌも含め、サイドの攻防で主導権を握れたチームが試合を上手く進めることができそうだ。また、サガン鳥栖としては前線にエル・カビルという新たな選手が加わり、リーグ戦で結果こそ出ていないが徐々にチームの形に合わせて自分の良さを発揮できる場面が増えてきている。万が一、チームとして攻撃の形が作れなくても個人の力でボールを運びフィニッシュまで行ける選手が前線にいることはとても心強い。守備に関しては前節も90分間を通してみると、粘り強く守れていたが優勝を目指す上で一瞬の隙も許されないということを再確認できたはず。0-2で負けたという結果を考え、まずは守備からペースを掴みたい。リーグ戦終盤どのチームにとってもすべての試合が大切になるが、サガン鳥栖にとって今節は優勝争いということを考えなくてもすごく意味のある大切な試合になるだろう。負けという結果に悲観的になりすぎず、負けを次に繋げられるチームになれれば、また一歩、組織として成長した集団になれるはず。良いゲームになることを期待する。