u393のサガン鳥栖な毎日

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横浜F・マリノス戦 戦評

遅くなりましたが、10月29日に行われたサガン鳥栖vs横浜F・マリノスの試合を振り返ります。ホーム最終戦ということもあり現地観戦したかったのですが、仕事がありリアルタイムでの観戦もできませんでした。その為、じっくりと試合を見れていないので試合の細かい部分は割愛させていただきます。

まずはメンバーから。サガン鳥栖ゴールキーパーに林、最終ラインは右から谷口、ミンヒョク、青木、吉田、中盤はアンカーにヨシキ、右にミヌ、左に福田、トップ下に鎌田、前線は豊田と富山。藤田の負傷の影響で前節の途中から引き続き谷口が右サイドにスライドしセンターに青木が入る形の最終ラインとなった。

横浜F・マリノスゴールキーパーに榎本、最終ラインは右から小林、中澤、パク・ジョンス、金井、中盤は兵藤と喜田のダブルボランチ、右に前田、左に斎藤、トップ下に天野、最前線は富樫。喜田、前田、天野、富樫と若い選手が多く、斎藤を含め波に乗らせたら怖い存在が多い印象。

ゴールシーンを振り返る。先制はサガン鳥栖。ミヌがドリブルでペナルティエリア右に侵入、切り返しから左足を振り抜くと豊田につられた相手ゴールキーパーの逆を突く形となり、ボールはゴールに吸い込まれた。今シーズン限りでの退団が発表されているミヌのゴール、ホーム最終戦でこのようにゴールを決めることができることはべアスタのピッチにさえも愛されているように感じた。鳥栖の追加点は後半、左サイドを鎌田がドリブルで持ち上がり、中央の富山にパス。富山のペナルティエリア外からミドルシュートはゴールに突き刺さった。富山は前節柏戦に続いてのゴール。シーズンの前半こそ、チームにはフィットしている印象はあったがゴールだけが遠かった。ただ、終盤になりゴールを積み重ね、これで今シーズン5得点目、来シーズンの更なる成長を期待させる。マリノスの反撃はここから。左サイドから兵藤の右足からのクロスを中澤がヘディングで叩き込んだ。また、斎藤がペナルティアーク付近の富樫とワンツー。リターンをもらった斎藤はペナルティエリア内を切り裂き、全てのディフェンスを剥がし、冷静にゴール。中澤、斎藤とマリノスの中心である2人、鳥栖としては注意すべきだと分かっていてもやられてしまったことは鳥栖は来シーズンの課題、リードした展開からの戦い方は考えていくべきかもしれない。だが、最近の得点シーンを振り返るとパターンも豊富で守備から攻撃に移る時間がシーズン序盤に比べて劇的に早くなったと感じる。その分、守備への負担もかかってくるが、常に守備>攻撃の比重ではなく、その試合の展開に合わせて守備>攻撃、攻撃>守備を使い分けることができるようになれば、より高いレベルでの戦いができるようになるだろう。

リーグ戦は残り1試合、残留を争うヴァンフォーレ甲府との試合。アウェイの地で難しい戦いとなることが予想されるが、今シーズンの締めくくりに相応しい試合で勝利したい。