u393のサガン鳥栖な毎日

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水原三星ブルーウィングス戦 戦評

2月18日、ベストアメニティスタジアムで国際親善試合、サガン鳥栖vs水原三星ブルーウィングスが行われた。結果は2-1でサガン鳥栖の勝利。お互いに90分間フルでベストメンバーでの戦いではなかったが、サガン鳥栖ACL出場の韓国の強豪を相手に開幕前最後の実戦としては結果はもちろん、攻守に良い部分、悪い部分を確認できた良い機会となっただろう。また、昨シーズンまでサガン鳥栖に所属していたミヌとソングンの凱旋試合ということもあり、試合では激しいぶつかり合いが見られたが良い雰囲気の中ででこのような親善試合が行われたことは非常に良かった。

試合を振り返る。サガン鳥栖のスターティングメンバーはGK 権田、DF 藤田・ミンヒョク・フランコ・吉田、MF 小川・ヨシキ・福田・鎌田、FW 豊田・富山 後半から途中出場したメンバーはDF三丸・谷口・青木、MF原川・水野、FWドンゴン・池田・田川で途中出場によっての詳細なシステムは割愛するが中盤がボックス型になる等、出場機会のなかったメンバーの事も考えると昨シーズンに比べて攻守にオプションが増えた印象があり、たとえスタメンではなくても活躍する選手が多く出るシーズンになってほしい。得点・失点シーンを振り返る。先制は鳥栖、左サイドから福田が右足でクロス、ボールはペナルティエリアに入ってきた豊田の足元に入り、豊田のトラップから左足でシュートはゴールネットに突き刺さった。今シーズンもべアスタでの最初のゴールは豊田となった。豊田自身のチャンスはほとんどなかったもののしっかりと決めてくるのは流石ストライカー。今シーズンも多くのゴールを期待したい。前半のうちに水原が同点に追いつく。ディフェンスラインの裏に出たパスに相手フォワードが反応。フランコをスピードで振り切り、権田との一対一を確実に沈めた。この失点は単純にフランコの足が速かったら防げたのかもしれないが鳥栖での実戦がまだ少ないこと考えると次のプレーへの予測の一歩目が遅れたことは仕方ない部分もある。この失点が修正すべき点であることに変わりはないがフランコ自身はチームに合流して多くの実戦を積んでいないにも関わらず、空中戦の強さやマークの受け渡し、周りの選手との距離感は及第点といってもいいだろう。昨シーズンはミンヒョクと谷口の負荷が大きく、選手層が薄かったポジションに頼もしい選手が加わったことは今シーズンの戦いに好影響を与えてくれるはずだ。後半、サガン鳥栖が勝ち越す。敵陣でのスローイン、左サイドで豊田がスローインを胸で受けるとそのまま裏にパス。絶妙なタイミングで鎌田が裏に抜け出し、ペナルティエリア内左から冷静にゴールへ流し込んだ。個人的に今シーズンはトップ下の鎌田の活躍なくしてサガン鳥栖の上位進出は難しいと思っているが、今回の試合で豊田、富山、鎌田の3人は非常に連携もよく、シーズン開幕へ期待を感じさせる仕上がり。今のところは前線はこの3人がファーストチョイスと言えそうだ。このままのスコアで試合終了。今シーズン初のベアスタでの試合は開幕戦、そして今シーズンの戦いへの期待感を更に高めてくれるものとなった。今回の試合をより意味のあったものにする為にも開幕戦まであと1週間で修正点をしっかりと確認し絶対に開幕の柏レイソル戦は勝利したい。我々、サポーターもしっかりと準備して2月25日にベストアメニティスタジアムに足を運びたい。